子供の歯磨きを見ていて、
「本当にちゃんと磨けているのかな?」
「奥歯まで磨けているのかな?」
「仕上げ磨きをしているけど、これで足りているのかな?」
と心配になることはありませんか?
子供は自分ではしっかり磨いているつもりでも、奥歯・歯と歯の間・歯ぐきの近くなどに磨き残しが出やすいです。
特に小さいうちは、歯ブラシを口に入れているだけで「磨けたつもり」になってしまうこともあります。
そこで今回は、子供の歯磨きがちゃんとできているか心配な家庭に向けて、毎日のケアに取り入れやすいおすすめアイテムを3つ紹介します。
今回紹介するのは、次の3つです。
- 色付き歯磨きジェル・染め出しジェル
- 子供用フロス
- デンタルミラー
どれも高額なものではなく、普段の歯磨きに少しプラスしやすいアイテムです。
※この記事は家庭での歯磨きサポートを目的とした内容です。虫歯・歯ぐきの腫れ・痛みなどがある場合は、歯科医院で相談してください。
子供の歯磨きは「磨いている」と「磨けている」が違う
子供が毎日歯磨きをしていても、必ずしも汚れがしっかり落ちているとは限りません。
特に磨き残しが出やすいのは、次のような場所です。
- 奥歯のかみ合わせ部分
- 歯と歯の間
- 歯ぐきの近く
- 生えかけの永久歯
- 歯並びが重なっている部分
子供の場合、歯ブラシを細かく動かすのがまだ苦手だったり、同じ場所ばかり磨いてしまったりすることがあります。
そのため、本人が「磨いたよ」と言っていても、親が見ると奥歯に汚れが残っていることもあります。
日本歯科医師会でも、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく、デンタルフロスの活用がすすめられています。歯ブラシだけでは届きにくい場所があるため、補助アイテムを使うと家庭でのケアがしやすくなります。
おすすめ① 色付き歯磨きジェル・染め出しジェル

まずおすすめしたいのが、磨き残しに色がつくタイプの歯磨きジェルや染め出しジェルです。
これは、歯に残った汚れが色で見えやすくなるアイテムです。
普段の歯磨きでは、どこに汚れが残っているのか子供自身にはわかりにくいですよね。
でも、磨き残しに色がつくと、
「ここがまだ磨けていなかったんだ」
「奥歯に残りやすいんだ」
「前歯の裏もちゃんと磨かないといけないんだ」
と、目で見て理解しやすくなります。
色がつくと子供も歯磨きに興味を持ちやすい
子供に「ちゃんと磨いて」と言っても、なかなか伝わりにくいことがあります。
でも、磨き残しが色で見えると、ゲーム感覚で歯磨きに取り組みやすくなります。
「赤くなったところをなくそう」
「今日はどこが残っているかな?」
「昨日よりきれいに磨けるかな?」
というように、親子で確認しながら使えるのがメリットです。
ただ注意点として、毎回使う必要はありません。
毎日の歯磨きに取り入れるというより、週に数回、または歯磨きの見直しをしたいときに使うと負担になりにくいです。
選ぶときのポイント
子供用に選ぶなら、次のような点をチェックすると安心です。
- 子供向けに作られているか
- 使える年齢の目安が書かれているか
- うがいが必要かどうか
- 味や刺激が強すぎないか
- 服や洗面台に色がつきやすくないか
色付きタイプは便利ですが、衣類やタオルに色がつくこともあります。
最初は、汚れてもよい服やタオルを使って試すと安心です。
おすすめ② 子供用フロス

次におすすめなのが、子供用フロスです。
歯と歯の間は、歯ブラシだけでは汚れを落としにくい場所です。
特に奥歯の間は、子供本人だけではなかなかきれいにするのが難しいです。
厚生労働省の情報でも、デンタルフロスは歯と歯の間に入れてプラークを取り除く清掃用具として紹介されています。糸だけのタイプと、持ち手がついたホルダータイプがあります。
子供には持ち手付きフロスが使いやすい
子供に使うなら、最初は持ち手付きのフロスが使いやすいです。
糸だけのフロスは慣れるまで扱いにくいですが、持ち手付きなら親もサポートしやすく、子供も使い方を覚えやすいです。
子供用には、味付きのフロスもあります。
いちご味・ぶどう味・キシリトール配合タイプなど、子供が嫌がりにくい工夫がされているものもあります。
「フロス=痛い・怖い」というイメージがつくと続きにくいので、最初は無理に奥まで入れず、やさしく使うことが大切です。
フロスを使うタイミング
フロスは、毎食後に必ず使わなければいけないというより、まずは夜の歯磨き前後に取り入れるのがおすすめです。
特に、夕食後や寝る前は汚れを残したくないタイミングです。
親が仕上げ磨きをするときに、奥歯の間だけでもフロスを使うと、歯ブラシだけでは届きにくい部分をケアしやすくなります。
フロスを嫌がる子には無理をしない
子供がフロスを嫌がる場合は、無理に毎日やろうとしなくても大丈夫です。
最初は、
- 親が見本を見せる
- 前歯だけ試す
- 1か所だけやって終わりにする
- 好きな味のものを選ばせる
というように、少しずつ慣れさせるのが続けやすいです。
「やらなきゃダメ」と強く言いすぎると、歯磨き自体を嫌がることもあります。
まずは、痛くない・怖くないと感じてもらうことを優先しましょう。
おすすめ③ デンタルミラー

3つ目のおすすめは、デンタルミラーです。
デンタルミラーは、歯医者さんで使うような小さな鏡のことです。
家庭用のデンタルミラーを使うと、子供が自分の口の中を見やすくなります。
普段、子供は自分の奥歯や歯の裏側を見る機会があまりありません。
でも、デンタルミラーを使うと、
「奥歯ってこうなっているんだ」
「ここに食べかすが残っていた」
「歯の裏側も磨かないといけないんだ」
と、自分の口の中に興味を持ちやすくなります。
自分で気づけると歯磨きが変わる
親が「奥歯も磨いて」と言うだけでは、子供にはイメージしにくいことがあります。
でも、デンタルミラーで自分の歯を見せると、どこを磨けばいいのかがわかりやすくなります。
子供が自分で気づけるようになると、歯磨きへの意識も少しずつ変わります。
特に小学生くらいになると、「自分でできるようになりたい」という気持ちも出てくるため、デンタルミラーは自立のサポートにもなります。
選ぶときのポイント
子供用に選ぶなら、次のようなものがおすすめです。
- 持ちやすいサイズ
- 鏡の部分が大きすぎない
- 角が丸い
- 軽い
- 清潔に洗いやすい
- LEDライト付きなら見やすい
ただし、小さい子が使う場合は、口の奥に入れすぎないように注意が必要です。
使うときは必ず親がそばで見守り、遊び道具にしないようにしましょう。
3つを全部そろえる必要はある?
最初から全部そろえる必要はありません。
まず取り入れやすいものからで大丈夫です。
個人的には、次の順番がおすすめです。
まず試しやすいのは「色付きジェル」
子供が歯磨きを嫌がらないタイプなら、磨き残しが見える色付きジェルや染め出しジェルはかなり使いやすいです。
目で見てわかるので、親子で確認しやすく、歯磨きのクセも見つけやすいです。
虫歯が心配なら「フロス」
歯と歯の間の汚れが気になるなら、フロスを優先したいです。
特に奥歯の間は汚れが残りやすいので、夜だけでも取り入れると安心感があります。
歯磨きへの意識を高めたいなら「デンタルミラー」
子供に自分の歯を見せたいなら、デンタルミラーが便利です。
「親に言われるから磨く」ではなく、「自分で見て気づく」きっかけになります。
子供の歯磨きで気をつけたいこと
便利なアイテムを使っても、基本はやはり毎日の歯磨きと仕上げ磨きです。
特に小さい子は、自分だけで完璧に磨くのは難しいです。
歯ブラシを持たせることも大切ですが、親の仕上げ磨きもあわせて行うと安心です。
日本歯科医師会では、小児用ジェルタイプの歯磨剤は泡立ちが抑えられるものが多く、仕上げ磨きのときにどこを磨いているか見えやすい場合があると紹介されています。子供の状況に合わせて選ぶことが大切です。
また、フッ化物配合歯磨剤については、4学会合同で年齢ごとの使用量や濃度の目安が示されています。使用量は年齢によって異なるため、子供の年齢に合ったものを選ぶと安心です。
おすすめの組み合わせ
家庭で取り入れるなら、次のような組み合わせが使いやすいです。
歯磨き嫌いの子
- 味付きの子供用歯磨きジェル
- たまに色付きジェルで磨き残しチェック
- 親が短時間で仕上げ磨き
まずは「歯磨きは嫌なもの」と思わせないことが大切です。
磨き残しが心配な子
- 色付きジェル
- 子供用フロス
- 仕上げ磨き
どこに汚れが残りやすいかを確認しながら、歯ブラシとフロスを使うとケアしやすくなります。
小学生で自分磨きを始めたい子
- デンタルミラー
- 子供用フロス
- 週数回の磨き残しチェック
自分の口の中を見る習慣がつくと、歯磨きへの意識も高まりやすいです。
まとめ|子供の歯磨きは「見える化」すると親も安心しやすい
子供の歯磨きは、毎日していても「ちゃんと磨けているか」がわかりにくいものです。
そんなときは、歯磨きを見える化できるアイテムを取り入れると、親も子供も確認しやすくなります。
今回紹介したおすすめアイテムは、次の3つです。
- 色付き歯磨きジェル・染め出しジェル
- 子供用フロス
- デンタルミラー
色付きジェルは、磨き残しを目で確認しやすいアイテムです。
フロスは、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間のケアに役立ちます。
デンタルミラーは、子供が自分の口の中を見て、歯磨きに興味を持つきっかけになります。
大切なのは、完璧を目指しすぎないことです。
子供が歯磨きを嫌いにならないように、親子で確認しながら少しずつ習慣にしていきましょう。
「ちゃんと磨けているかな?」と不安なときは、便利なケア用品をうまく使って、家庭での歯磨きをサポートしてみてください。
幼児期の「買ってよかった!」もまとめています
歯磨きグッズのように、毎日の育児を少しラクにしてくれるアイテムは他にもあります。 幼児期に実際に役立ちやすい便利グッズを、使いやすさ・時短・親の負担軽減の目線でまとめました。
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FAQ
子供にフロスは必要ですか?
歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが落ちにくいため、フロスを使うとケアしやすくなります。特に奥歯の間や歯がくっついている部分は、親がサポートしながら使うと安心です。
色付き歯磨きジェルは毎日使った方がいいですか?
毎日使う必要はありません。週に数回、または磨き残しを確認したいときに使うと取り入れやすいです。使用頻度や対象年齢は、商品の表示を確認してください。
デンタルミラーは何歳から使えますか?
年齢だけで決めるより、子供が安全に使えるかが大切です。小さい子が使う場合は、必ず親がそばで見守り、口の奥に入れすぎないように注意してください。
仕上げ磨きはいつまで必要ですか?
子供によって歯磨きの上手さは違います。小学生になっても奥歯や歯の間に磨き残しが出ることはあるため、必要に応じて親がチェックしてあげると安心です。心配な場合は歯科医院で相談しましょう。