2026年5月も、食品や日用品の値上げが予定されています。
4月のような大規模ラッシュではありませんが、今回の特徴は、お菓子・軽食・飲料・ゴミ袋・保存袋など、日常の買い物で手に取りやすい商品が中心になっていることです。
「数は少ないのに、なぜか家計が苦しい」
そんな感覚につながりやすいのが、今回の5月値上げです。
2026年4月10日時点で、帝国データバンクの3月末集計によると、2026年5月の食品値上げ予定は61品目。
内訳は、菓子38品目、加工食品16品目、酒類・飲料7品目です。
価格据え置きでも内容量を減らす実質値上げも含まれています。
この記事では、2026年5月に値上げが予定されている主な食品・日用品、値上げが続く理由、家計を守るための対策をわかりやすくまとめます。
値上げが続く今こそ、まずは固定費を20分で見直す →まず結論|2026年5月の値上げは「数より中身」に注意
2026年5月の値上げ品目数は、4月の2,798品目と比べるとかなり少なめです。
ただし、安心はできません。
なぜなら、今回上がるのは、特別な商品ではなく、毎日の暮らしで買う頻度が高いものが多いからです。
お菓子、飲料、はるさめ・米めん、ゴミ袋、保存袋。
どれも1回の支出は大きくなくても、積み重なると家計にじわじわ効いてきます。
「高額な買い物はしていないのに、レシートの合計だけが重い」
そんな家計のしんどさにつながりやすいのが、2026年5月の値上げの特徴です。
なお、帝国データバンクの次回公表は2026年4月30日予定のため、5月分は今後さらに増える可能性があります。
2026年5月に値上げが予定されている主な食品
江崎グリコのお菓子が値上げ
2026年5月に特に目立つのが、江崎グリコの菓子類です。
2026年5月1日出荷分以降、
ポッキー、カプリコ、GABA、アーモンドピーク、神戸ローストショコラ、ビッテなどを含む38品が価格改定の対象となっています。
改定率は3〜12%です。
お菓子は1つあたりの価格が比較的低いため、値上げのインパクトが見えにくい商品です。
ですが、子どものおやつ、家族用の買い置き、ちょっとした間食などで買う頻度が高い家庭ほど、あとから効いてきます。
飲料・チルド系も改定予定
江崎グリコでは、菓子類だけでなく、飲料・チルド系でも価格改定が予定されています。
対象は、
「とろ〜りクリームon」各種
「カフェゼリー」
「100%果汁飲料シリーズ」各種
「野菜足りてますか?」
などの7品です。
改定率は8〜43%とされており、上げ幅が大きい商品もあります。
朝食や軽食、子どもの飲み物、買い置き用として選びやすい商品が含まれるため、日常使いしている家庭は影響を感じやすそうです。
エースコックのはるさめ・米めんも値上げ
加工食品では、エースコックのノンフラワー商品も対象です。
2026年5月1日出荷分から、はるさめ・米めん商品の価格改定が予定されており、希望小売価格ベースで約8〜10%の値上げとなります。
たとえば、
- スープはるさめシリーズ:182円 → 200円
- ヌードルはるさめ 1/3日分の野菜シリーズ:221円 → 239円
へ引き上げられます。
こうした商品は、忙しい日の昼食、軽めの食事、ストック食品として使いやすいため、普段から買っている人ほど家計への影響が出やすいです。
日用品ではゴミ袋・保存袋の値上げに注意
2026年5月は、食品だけでなく日用品の値上げも見逃せません。
日本サニパックは、ポリエチレン製品全般について、2026年5月21日着荷分から価格改定を実施すると発表しています。
対象は、
ゴミ袋
食品保存袋
などで、改定幅は従来価格の30%以上です。
これはかなり大きめです。
ゴミ袋や保存袋は、節約のために完全に買わないという選択がしにくい生活必需品です。
そのため、食品よりも「地味に痛い」と感じる家庭も少なくありません。
特に家族世帯では使用量も多くなりやすいため、5月前半のうちに一度ストック状況を確認しておくと安心です。
なぜ2026年も値上げが続くのか
2026年5月も値上げが続く背景には、複数のコスト上昇があります。
帝国データバンクの4月調査では、値上げ要因として
- 原材料高:99.8%
- 物流費:72.9%
- 包装・資材:68.8%
- エネルギー:60.0%
が挙げられています。
さらに、日本サニパックは、
中東情勢の緊迫化
海上運賃や保険料の上昇
コンテナ不足
円安の定着
などを理由にしています。
つまり、単純に原材料だけの問題ではなく、商品を作って運んで売るまでのコスト全体が上がっている状態です。
この流れは一時的というより、しばらく家計防衛が必要な局面と考えたほうがよさそうです。
家計対策|2026年5月の値上げ前にやること
1. 使うものだけ前倒しで買う
値上げ前のまとめ買いは有効ですが、何でも買うのは逆効果です。
大切なのは、普段から使うものだけを前倒しで買うことです。
たとえば、
- よく買うお菓子
- いつも使う保存袋
- 使用頻度の高いゴミ袋
のように、確実に使う物に絞ると無駄が出にくくなります。
2. 価格より単価で比べる
値上げ時期は、価格据え置きに見えて内容量が減る実質値上げも増えます。
そのため、店頭では
1袋あたり
100gあたり
1枚あたり
などの単価で見る習慣が大切です。
見た目の安さだけで選ばないことが、じわじわ家計を守るコツです。
3. 固定費も一緒に見直す
食品や日用品の値上げは避けにくいですが、固定費は一度見直すと効果が続きやすい支出です。
食費や日用品だけで頑張りすぎると、節約疲れにつながりやすくなります。
だからこそ、通信費やサブスク、保険など、毎月自動で出ていくお金も一緒に見直すのがおすすめです。
値上げが続く今こそ、まずは固定費を20分で見直す、という考え方はかなり相性がいいです。
値上げが続く今こそ、まずは固定費を20分で見直す →2026年5月値上げで買う前に考えたいこと
2026年5月の値上げは、今のところ品目数だけを見ると4月ほど多くありません。
ただし、対象商品はかなり身近です。
そのため、
「今回は少ないから大丈夫」
と油断するより、
「少ないけれど毎月使う物が上がる」
と考えたほうが現実に近いです。
特に、
- お菓子や軽食をよく買う家庭
- 飲料のまとめ買いが多い家庭
- ゴミ袋や保存袋の消費が早い家庭
は、5月前半までに一度買い方を見直しておくと、あとから少し楽になります。
まとめ|2026年5月の値上げは少数でも家計への影響が大きい
2026年5月に現時点で判明している食品値上げは61品目で、中心は菓子、加工食品、飲料です。
具体的には、
- 江崎グリコのお菓子・飲料
- エースコックのはるさめ・米めん
- 日本サニパックのゴミ袋・保存袋
などが家計に影響しそうです。
4月より数は少なくても、毎日の生活に近い商品が多いため、体感の負担は小さくありません。
「また上がるのか」と感じる時期ですが、
今できることはあります。
よく使うものを把握すること。
単価で見ること。
そして、食費や日用品だけで頑張りすぎず、固定費も含めて家計全体を整えること。
2026年5月の値上げ一覧は、今後4月30日の追加公表で内容が増える可能性もあります。
最新情報を確認しながら、無理のない家計対策をしていきましょう。
コメント